デジタル庁発足~石倉デジタル監「私はデジタルの専門家でもエンジニアでもない」発言が話題に
出典:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090100693&g=pol&p=20210901at65S&rel=pv
菅政権の肝いり政策として、9月1日に発足したデジタル庁。その事務方トップ「デジタル監」に就任した石倉洋子氏が、同日の発足式で「私はデジタルの専門家でもエンジニアでもない」と発言し、その部分を切り抜いたスクリーンショットがTwitterで話題になっている。
石倉デジタル監は実際にどんな発言をしていたのか。報道陣との質疑内容を、平井卓也デジタル大臣の発言内容とともに一問一答形式でまとめた。
■マイナンバーカード普及に対する認識
── デジタル庁の重要なミッションはマイナンバーカードの普及だが、普及にはマイナポイントの加算が必要と考える。そのようなことを検討しているか?
平井大臣 マイナンバーカードがデジタル社会のパスポートだと言っているのは、本人確認がベースになっていないと安心安全なデジタル社会ができないことが一つ。カードが(運転免許証や健康保険証など)いろいろと情報連携することで便利になる。ワクチン接種記録もマイナポータルから見れるように来年から見れるようになるし、その前の段階のサービスもいろいろできる。是非マイナンバーカードを持ってもらいたい。
われわれが目指しているのは今まで日本ではなかなかなかったプッシュ型のサービス。申請主義からの脱却だ。申請も簡単だし、(カードがあれば)申請がなくても給付ができるようになる。そういう意味でもマイナンバーカードはデジタル庁にとって非常に重要な政策であることは間違いない。
石倉デジタル監 私はマイナンバーカードを割とすぐに取得した。早く取得するのはいいと思ったので。そうすると、いろいろな企業で仕事をしていたので、給料、講演料をもらうためにマイナンバーとカードの裏表(のコピー)を送らないといけないことが多かった。それも簡易書留で送ってくれと。結構面倒だなと思った。
だが、住民票の発行などで結構役に立つことが多い。昔は区役所まで行かないといけなかったが、今はコンビニで発行できる。それも最近まで知らなくて、よく見たらコンビニでできるじゃんということがあった。それが分かってからはかなり使うようになった。マイナンバーカードを皆さんに持ってもらうことは重要で、保有者が増えれば、できることがもっと増えるが、その前に皆さんに持ってもらわないといけない。
そのためには丁寧な説明が必要。いいことをちゃんとお伝えして、運転免許証や健康保険証をカバーできるような形になるべく早くできればと思う。
参照元:ヤフーニュース
「私はデジタルの専門家でもエンジニアでもない」――石倉洋子デジタル監の発言が話題に 質疑での発言全文
参照元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ce7f8ea54f286bf6eb23bd644ec4e7b11637fb98
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いつも応援有難うございます!
日本に良いIT人材がいないのではなく、政府に適切な人材を目利きするセンスが著しく欠けているだけ。
史上最低の学芸会になったオリンピック開会式と同じ構造。選ぶ側のセンスがないだけ。
今回は、発足に間に合わなくても、より適した人を選ぶべきだった。形だけ整えればいいという、昭和の発想。でもそれじゃ世界と戦えないよね。中身ないから。日本はどうしてここまで残念な国になってしまったのか。
マイナンバーは個人情報を集約することに懸念があって中々進まなかったのでは無いのか。ここにきてマイナンバーを普及させようとしてあれこれ情報サービスをくっつけるようにしてるが逆戻りしてる。日本人特有の忘れっぽさを利用してる気がするのだが。
過度な個人情報の紐付けはリスクが高いと反省して戻した国もある。
マイナンバーには賛成だし、強制的に配りこれが無いと各種公的サービスが得られんぞ、で良いと思うのだが。
>マイナンバーカードを皆さんに持ってもらうことは重要で、保有者が増えれば、できることがもっと増えるが、その前に皆さんに持ってもらわないといけない。
マイナンバーカード肯定派で既に持ってる人です。
考え方はいろいろあると思うが、まずは現行の行政サービス(や民間サービス)をどこまで(マイナンバーカードを軸とした)デジタル化するか、が重要と考えている。
なので、「まずはマイナンバーカードを持ちましょう」ではなく「マイナンバーカードがあるとこんなに便利/楽/メリットがある」という発信が出来ないと取得率が伸び悩むのかな、と想像する。
世界の状況と日本の置かれている立場を認識して、日本の方向性をしっかり決めたら、誰かの圧力に屈する事無く、良い意味で、官僚に嫌われる仕事をしてくれれば良いと思うよ。年齢的にそれができるのかと言う懸念はあるが。
良い道具を持っていても、官僚や役所の伝統文化である「前例主義」「縦割り行政」を打破するのが一番難しいお仕事だと思います。これを打破するための一大勢力が無いと、おひとりでは到底無理なのではないかと思います。
でも、何とか頑張ってください!
すごい経歴だけどもう70台で本来引退している年齢だし「Pythonにも挫折して、プログラミングを学んだ時に、8週間から12週間学んだが、死にそうだった」と言ってるように、プログラム面に関してはあまり向いてないと思うんだけど気のせい?
ただのお飾りポジションだから別にITの知識なんて必要ないと言われたらそれまでだけど。
まあ、一橋大学の教授をやっているくらいだから相当の政治力はあると思うし、社外取締役コレクターでもあるくらいだから能力はあると思うんだけどさ、まあ、平井みたいに企業との癒着があっても居座るような輩よりはましなのかな。
しかし、世界から大きく遅れているITを仕切ることができるのかは別の話だと思うんだけども、くだらない忖度をしないといいね
私はデジタルの専門家でもエンジニアでもない と言える人ならば
まともな人だろう。
大企業もどきも含む会社のトップなんて大学出て、現場も大して
学ばず、机と数字で、ストレートで課長、部長、社長になっている
だろうから、責任者は発言だけでもマトモなら良いと思う。
現場組が優秀であればどうにかなる。その人材を確保出来るか?が
問題
役所に関わらず、日本の組織は職位に必要なスキルや経験を定義できない。長いムラ社会の歴史の中で、定量化することで構成員間に差が明白になることを避けて来たからだろうな。
使うほうのデジタルもいいけど、他国に牛耳られているクラウド、データベースなどのコンピュータ技術の取り組みの方はどうなっているのでしょう。
むしろこちらのほうが長い目でみたら重要では。
昔は日本も頑張っていたけど今はもう風前の灯火。ライセンスやバージョンアップ費用などで足元見られてなすすべなしです。
例えばマイナンバーカード。いろいろ便利なのはわかる。時間短縮になることも知っている。でも、便利なことの大安売りと、「申し込んだらご褒美付けるから」のオンパレードで、そのリスクについて誰も安心させてくれないってどう?
今回もこのおばちゃまは「とりあえずやってみよう」的なことをおっしゃってますが、個人の情報を1箇所に集めることで起きるリスクはどうやって軽減するのでしょうか?
免許証だの保険証だの住民基本台帳のデータだの、果ては金融機関の情報まで集約する。そして、それを国家規模で行った上で「穴がありました」では済まないんじゃない?
少なくとも、このおばちゃまと、その上のワニ動画大臣のコンビの間はいやだ。
台湾・オードリー・タン氏の「デジタルとAIの未来を語る」を読んだ後なので、余計石倉デジタル監の言葉を聞いて、情けないを通り越して悲しくなってきた。レベルが違いすぎるし、未来への展望が無さすぎる。マイナンバーを普及させるだけじゃ無いでしょう。未来におけるデジタル革命に対しての思想も思索も何にも感じない。こんな人間が民間のIT企業のトップに着いたら会社は世界の競争にすぐ負けてしまう。せめて伊藤穣治をなぜ就任させなかったのか。
社保から国保、国保から社保の保険証の切換もワンストップで出来るようになるのでしょうか。保険証現物を返却しないと脱退と見做さない今の制度、どうにかなりませんか。
役所は、何につけても窓口申請主義なところもマイナンバーで改善いただきたい。社会的に弱い立場の人は行動することもままならない場合もあると思うのですが。土日祝日年末年始きっちり休むくせに。
>作る度に少しずつ試して、動いたら次に行くことが重要と分かった。
なんか新人の日報みたいなコメントだな…
それは置いといて何か誤解してるような。たぶんアジャイル開発のことを言いたいのだと思うけど、動くのは最低条件であって、その動きとか使い勝手が意図した通りかどうかが重要なんだけど。
初めてのプログラミング講座で挫折したとか、このひと自身がプログラミングを出来なくても別にいいと思うけど、発言の端々に不安を感じる。
みずほのシステム不具合多発をみればわかるように、現場の事情をきちんと汲み取る力がないとぐちゃぐちゃになる。現場と政府の間をきちんと取り持てるかが人選の鍵かと思われる。この方にできるだろうか?医療業界の尾身先生のような方がでてきて、その意見をきちんと聞くことができればよいのだが。
デジタル監に期待される資質はデジタルの知識ではなくデジタル化が進んでいる外国の事情を体感的に知っているということ。日本だけに住んでいるとそんなものかで済まされるデジタル化の致命的な遅れは外国に実際に住んでみた人にしかわからない。石倉さんは適任と思う。日本だけしかしらないデジタル専門家は適任ではない。
今はまさに政局なので、適材適所でなく、とりあえず有名で経歴の良い高学歴な女性を呼んで、政権の支持率に結びつけたいという意図が透けて見える。
デジタル庁は省に格上げし総務省と戦ってNHKを排除して貰わないとテレビを見ないネット世代を食い物にしようと目論むNHKと総務省OBが蔓延る事になる。
マイナポイントなんぞ、GoToと同じバラマキでしかないし、デジタルじゃない。即刻中止。
マイナンバー使うと税金返ってくる、役所に行かなくて済む、24時間対応できる、、、ベネフィットを考えるのが役人の仕事でしょ
上に立つ人はコーディングをする必要がない。
そして今後の経済は、IT次第で日本が前に出るか中国やインドに遅れるかが決まる。
この人が最適と言うつもりはないけど、この改革は「ITだけが分かる、ITが1番得意」な人が正解とは限らない。
プログラミングはプログラマーだけがやるものではなく、
他の専門分野の人こそやるべきだと聞いたことがある人もいるだろうけど、
72歳の経済の専門家でPythonをやってる時点で突出してるし、
オードリータンさんと対談の経験もあり、その内容にも評価を得ている。
Twitterの登録は2009年、自サイトは独自ドメインかつWPできっちり構築、毎日更新、
マイクロソフトオフィスで手作業の仕事しかした事がないようなそのへんのサラリーマンに比べればよほどITに強い。
石倉さんが教育現場にも目を向けてくれれば相当強いと思うぞ
選ぶ側がデジタルも世界情勢もわからないのだから、しょうがないね。IT何かは変化が激しいので30-40代のバリバリ仕事ができる人引っ張ってこないとついていけないのではないか。
デジタル庁に期待する事はない。
なるべく早く、予算を使わずに、なくなって欲しい。
セキュリティがユルユルであろう、日本のシステムでは何をしても結局問題が起こる。
その度に無駄な税金使われたら嫌だ。
敵国に仕事を依頼するとか、敵国のスタッフがいるとか、システムだけではなく人間にまでセキュリティを強固にして国民のデータを扱って欲しい。
とりあえずマイナンバー「カード」を普及させようと考えてる時点で方向性がズレてる様な…
そのカードを持たなくても良い様にするどうすれば良いか?を考えないと、目的がカードの普及になってしまいそう。
今回は民間の方が多数入っているので、是非とも柔軟な発想をドンドン出して、試して、失敗して、人に優しいデジタルを広げて欲しいです。
そもそも大学にIT専門の学部も教育システムも無い事が問題。担当できる先生方も教授陣もいない。だいたいがナントカ電子学院とか専門校の取り扱いになっているから、このジャンルが極めて重要なのに既存の学問より低く見られる風土が出来上がってしまっている。
この辺から改善していかないと、国家の上流部に良い人材は配置できないだろうね。ITは文系とか理系とかの旧来の2分法では割り切りないジャンルだ。国家の価値の輪郭を組み立て直すような覚悟が必要だろう。
先ずは各自治体での住民基本台帳の統一企画での情報整理からやり直さなきゃ話にならないのでは?
ローデータを一元化しなきゃデータ整理出来ないでしょ
一頭地にふんぞりかえる前に全職員各地に出向させてデータ整理
事務所はそれまで不用だと思いますよ
恫喝ヤクザ大臣か。デジタル庁は各省庁をまたぐ事案でも強力な権限を持つそうだから、利権と汚職の温床となりそうやな。事務方トップにデジタル精通してない人物持ってきたのも、大臣がやりたい放題やるためなんじゃないか。
石倉さん。すごい経歴なんだけど、ITに関しては完全に門外漢ですよね。
もっといい人選があった思いますが、これも我々には想像がつかないような権力者の圧力に平井さんが屈した形ですかね。
いずれにしても日本はもうダメかもしれません。
やはり、第二次世界大戦のように一度完全に壊さないと、新しい秩序は生まれないような気さえしてます。
そして、生まれた新しい秩序さえ、日本的な気質や組織の澱のようなものから抜けられない。そんな気がしています。
マスコミの酷い切り取り方だった。
だからマスゴミって言われるんだよ。ちゃんと報道すべきだと思う。報道の自由を履き違えてない??
トラブル続きのみずほ銀行のようになるのでしょう。
そもそも報酬が事務次官を越えてはダメだとか、兼任はダメだとか、何かあれば本質では無いところでメディアから叩かれる。本当に優秀な人にとっては引き受けると損をする。
多少グレーな部分があっても伊藤穰一氏で進めるべきだったと思う。
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