文化財維持の悲鳴:国宝修理費捻出へ重要文化財を売却、住職「他に手がない」
出典:https://www.jalan.net/kankou/spt_25361ag2130014832/
檀家のいない寺の住職らが、国宝や重要文化財の維持管理にかかる高額な費用に苦悩しており、修理費として数千万円の負担を強いられるケースもある。経済的に維持が困難になった場合、貴重な文化財を売却するという苦渋の決断を迫られる状況も生まれている。
国指定の文化財は1万3000件以上あるが、所有者には適切な管理と修理の義務があり、国からの補助はあるものの、残りの費用は自己負担となる。奈良県の弥勒寺では、重要文化財の本尊の修理に1000万円かかり、住職は檀家がおらず収入が年金のみであるため、今後の維持に不安を感じている。維持が難しくなれば国への買い取りも検討している。
一方、滋賀県の常楽寺では、国宝の本堂の屋根が破損し、修理に4億円以上かかる見込みで、寺の負担も大きい。そこで、重要文化財の絵画を文化庁に売却し、その資金で本堂を修繕するという苦肉の策をとった。
文化庁によると、所在不明の重要文化財も約130件あり、無許可での売却も起こっている。専門家は、国が所有者との連携を強化し、クラウドファンディングなど多様な資金調達方法を検討するなど、所有者だけの負担にならない環境づくりが重要だと指摘している。日本の宝である文化財を未来へ引き継ぐためには、国、所有者、そして社会全体の協力が不可欠である。
参照元:ヤフーニュース
国宝を修理するため重要文化財を売る!?本堂の修繕に寺は4000万円負担か…多額の維持管理費に住職「もう売却しか手がない」
参照元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ef0e096af0c8689833e5f6e4a80cbbf8a8b64142
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維持費だけではなく昨今の情勢からして盗難や火災からの防犯など必要な費用は益々かさむし、拝観料や檀家の件も立地や地域の過疎化などに大きく左右されるだろうから大変だと思う
売却も一つの手だし、こうした文化財を貸し出して集めて展示し、売上から一部の貸出料を得て寺社の維持費にあてるなどいろいろあって良いと思う
文化財の維持管理は確かに難しい課題。特に、財政的な問題や後継者不足によって、やむを得ず売却されるケースが増えている。最近では、京都や箱根などの観光地で外国資本による不動産買収が進んでいる。政府もこの問題に対応しようとしているが、文化財や観光地の買収については、まだ十分な規制が整っていないのが現状。日本の伝統を守ろうと日本人は頑張っているのだから、国も日本人を財政面で守って欲しい。
檀家がいないということは、後継者もいない可能性が高く、宗教法人であっても継続は困難でしょう。
重要文化財を保有していれば、拝観料収入が見込めるかもしれないが、それだけでは維持できない寺社も多いと思います。
修繕費用はどんどん値上がりするだろうし、警備費用も必要でしょう。
補助金貰っても、事務手続きがもの凄く大変で、負担がかかります。
散逸したり盗難される前に、国に売却することは、英断と言える場合もあると思います。
クラファンをやるにしても、そういったものの更新に詳しい人がいないとできないですよね。トップ写真の撮影、文言作成、リターン作成、まめな更新、リターン発送、報告作成…。簡単にできることではないです。若い私達の無駄なスキル、こういう方々のために使ってあげたいです。もちろんまずは国が支援すべきことですが、マクロの支援に繋げるポータルサイトがあればいいのにと思います。
文化財は国の大切な財産であり、未来へ受け継ぐべきものですが、文化財を維持するための寺院の経済的な負担は計り知れません。
檀家を持たないお寺の住職さんの「もう売却しか手がない」という言葉には、苦渋の決断が表れているように感じます。
文化財は日本の歴史そのものです。その歴史や文化を未来に残すためには、所有者だけでなく国全体で支える仕組みが必要だと感じます。
そもそも、何の為の国宝や重文指定なのか。そこを考えれば国が一定の指定をするのが筋ではないでしょうか。
勿論、それぞれの所有者や管理団体が維持するのがベストでしょうけど、今回のように維持が難しいと言った場合、例えば、補助金を出すから、支援する、援助するとレベルを変えてフォローする、そして、維持管理が困難となる場合、最終的に国が管理をするというように管理権を国に寄与してもらうなりして、国が責任を持つというのも一つの手段ではないでしょうか。そうでなければ、今回のように予算が無くて、重文やそれに相当するような貴重な文化財が国外などに流出していく危険性があります。日本はどんどん貧乏に、二極化していってる以上、貧しくなっている側の貴重なものが失われていくことだけは避けないといけませんから。国がしっかり守らないと。
この常楽寺は、もともと檀家もたくさんいました。
寺がある西寺地区は、今もなお古い景色を残している地域です。当家の大元もこの地区で、もともとは代々からこのお寺の檀家でもありました。先祖代々のお墓もここにあります。
それが檀家と揉めた為に、檀家の皆さんが一斉に抜けたような話を聞いています。檀家であった先祖もこのお寺に鐘を寄贈するなどしていました。
私自身も幼少時代のお盆には、祖母とお寺の山に登り先祖をお見送りする法事に参加した事もありました。
それがいつの頃からか、お寺の立派な山門(仁王像が入っている門)が跡形もなく撤去され、観光バスが通る為の通路にされ、本堂の入口にはバリケードが高く設置され、「当寺院には檀家がいません!!」と大きく書かれており、境内に入るなら西寺地区の人でさえ金を払えみたいな状況に。
やはり檀家の心を失うような事があったり、そのような事をされているのは間違いありません。
こうした文化財の負担事情もあるから、ある程度宗教法人への無税も自分の中では納得している。
もちろん文化財を持っていない宗教法人の方が大多数ではあるんだけど、文化の継承もまた寺社仏閣や宗教法人の役割でもあると思う。
補助をするか、無税で負担をしてもらうかどちらがいいのかはわからないな。
この「所有者が維持管理」というのが、文化財としてどうなのか?と思ってます。国の重要文化財になった時は、当時の所有者が「これは後世まで残していかないといけない」と考え、修理に補助も出るなら。と指定に同意したことでしょう。でも、代が代わると、本人に守る気がなくても「文化財だから残さないといけない」に変わります。
重要文化財にしたことで、指定時の状態を保たないといけない。修理は50年や100年単位です。現代に当時の技術をもつ檜皮葺の修理ができる、仏像の修理ができる職人がどれだけいるでしょうか。国は修理の技術を持つ職人を育てるべきなのです。そして、所有者から依頼があれば、無償で派遣できるくらいにしておかないと、文化財は今後も失われていきます。
重文の宝物を売却して今回の修理は完成できたとして、次の修理はどうなるのだろう。
檜皮葺の耐用年数はそこまで長くない。20年という話もある。長く使って40~50年もたせたとしても限界だろう。
その時、方策はあるのか。
お寺の方の苦心に同情するのはもちろんだが、その後が気がかりでもある
年がわかってしまうが、今から52年位前に京都のあるお寺の屋根瓦の修理の為に瓦を購入し、裏に自分とその仲間の名前を記して寺に預けたという記憶があります。
つまり寄付という形なのだが、屋根に設置後は誰も見る事がない瓦の裏側に自分の名前が記されているというのは決して多くないお金であっても役に立つ良い事をしたという記憶が残ります。
今、同じ様な形で寄付を募るというのもありではないかなと。
親類がいる地域の歴史のある神社が、檜皮葺きの屋根葺き替えで、大々的なキャンペーンで寄付を募っていた。クラファンじゃなかったと思うけど似たような返礼品付き寄付。建物は無事葺き替えたけど、大事じゃない小屋みたいなのはそのままで、苔が生え草が生え一部崩れている。木の皮で何十年ももたせるってすごいことではある。
国からの修理補助は基本的に半分だ。
重要文化財やそれを収容する施設の修理となると多額の費用がかかるため、残りのお金を用意出来ない人や法人が多いのは無理もない。
そこで、国営でクラウドファンディングをして欲しい。国に薦められている会社によるクラウドファンディング事業者はあるけれど、やはり民間に委ねるのは不安がある。
第一、所有者や管理者はローテクの年寄りばかり、民間事業者の口車に乗せられて失敗したら信徒やご先祖に申し訳が立たない。
地元自治体を通してで良いから国営でクラウドファンディングをして欲しい。
国宝や重要文化財の修繕に自己負担が求められるというのは全く知りませんでした。しかも自己所有のものに修繕義務が発生するなんて。世界遺産もそうですけど、もはや指定する側の責任を大きくするほかないと思います。つまり、指定する側が修繕義務を100%負うということですね。そうでなければ、文化財や国宝の指定を拒否することは当然、指定解除の手続きも正当にしないといけないです。世界遺産でこそ指定解除の手続きがありますから。
そもそも修復自体国の承認や認定がなされてる所だと思うので、
「檀家」が崩壊した現状では、保存等も有るので国に移管とはならない
のだろうか。
売却で最も怖いのは海外流出。
以前なんだったか、海外流出する直前で費用を何とか揃えて、買い戻した
…なんてニュースが有ったように思う。
陶器や磁器の修復士についても以前NHKでやってたけど、非常に見ごたえが
ある番組だったけど、参考になる品が既に海外流出してしまったもので、
渡航して確認&想像していた。
運よく博物館に行って適切な対応をされたものはまだマシで、そうでない
場合は破損してしまう可能性も。。。
刀…当時の技法が失われてる(再現を試みてるが…)ので独特の波紋が
ある刀は今残ったもの以外ない。
裏金だ、税金で高級店巡りだ、海外旅行だ、、、で無駄に使うお金が有る
のであればこういうもののルールを変えて、日本の文化財保護に回せないかと思う。
政府は重要文化財に指定しても維持費も持つとは言わないからね。
まぁ全くもたない訳ではないのだろうけど、頭が代わればどこに幾らさくかはその時の総理次第になる。
そして今の総理は物価高でも減税はしない、経済対策もしない人なので文化財の維持費なんで見向きもしないでしょう。
世界遺産となれば放置するわけにもいかないのだろうけど。
ありきたりだけど、クラウドファンディングをしてみるしかないのでは?
本気で心配している人はお返しよりも維持し続ける事を大事に思っているし、クラファンという以上お返しが。というのなら神社でいう御朱印の様なものを頂ければ十分だと思う。
以前どこかの藩主の家系の後継の方が、家系の断絶を宣言したという記事がありました。
そもそもその方も直系では無く、他に後継者がいなくて仕方なく継いだものの、先祖から受け継いだ、文化財にもなっている広大な墓所の修復費用数千万円が捻出出来なくて、という話でした。
代々続いた『家臣団』という人達がいて、その人達は大反対をしていましたが、その費用を負担するでもなし。
世の中には文化財に指定された家にそのまま居住している例もあるわけですが、防寒の為に二重サッシにする等も出来ないわけで、本気で文化財を残そうとするなら、個人の力だけでは無理なんじゃないかと思います。
安く上手に修理してくれる方が沢山いると思いますか、色々な規制を設けて特定の者にしか修理させない仕組みにしているので文化財やら美術品やらは面倒です。
出来る方がやれる仕組みを作る事が文化財や美術品やらを保存するのに重要な事とです。
維持管理が所有者の義務となれば、隠匿したり処分したりする人が出てくる。
不動産業をしてた父が言うには、実際家を建てる時に土地を掘り返してそれっぽいものが出てくると、関係者には基本的に大迷惑でしかない(鑑定が済むまで工事もストップするし、財物だった時にこれまた面倒)から、ものすごく嫌がられ、こっそり処分されるのは有り得ることだという。
全部国が買い上げて管理するべきでは?
これって昔からある問題でまったく進展していない。
もちろん国宝を修理するために重文売ってもいいよ。それを非難しない。
でも、今の世ならクラウドファンディングなどを試して助けてくれる人が
いないかを確認して欲しいなあ。
国宝の修理費は全額補助でもいいと思うのだが、なにか問題があるのかな。
年間いくらかかるのだろうか。米国債の一年あたりの利息からだせばいいじゃない。巨額だよ。
国宝、重要文化財の修理は基本的には国の責任だろう。維持、修理が財政的に難しい場合、国有財産、県有財産として例えば所有権の50%を移転して、維持、修理に対して国、県が費用面で積極的に関与すべきだろう。
仏像も盗難される時代。資金繰りも悪くセキュリティも薄いお寺に国の宝があるのも不安なので、国が買い取る、で良いんじゃないかな。
人口も減り、産業も弱っていっている国でお寺だけ昔と変わらず必要なはずない。学校と同じく同宗派で合併してスリム化していった方が良いのでは。
民間に売却ではないから、所有権が国に移動するだけ。必ずしも元の場所から搬出されるわけではない。保健管理場所が適切で文化財の活用に資すると認められる場合には、もとの寺で管理されることもある。廃寺になるなど。元のお寺で管理できない場合は、博物館での展示となる。
売るしかない、と言っても、その相手が文化庁と言うなら全然イメージ違って「まあ妥当なのでは?」と思ってしまう。
むしろ、記事前半読んてて「なんで個人が維持管理負担してんだ、国でやれよ」と思ってたけど、所有者が維持管理できない場合の最終手段がまさにそれなのね。
こういうの、医師管理費が潤沢に用意できる有名寺社なら管理費の補助をしつつ自力で管理、それができなければ国で買い取って管理費負担は至極妥当だと思うけど、その売却した資料の管理場所はどうなるのかだけ気になる。それが元所有の寺社から別の場所に指導されるなら寺社的には困るだろうし。
むしろ、国の費用で維持管理して、寺社にはその管理を委託する形で委託費用を支払うくらいでいいと思う。
もちろん公開有無や必要に応じて博物館などへの移動も国側の権利になるわけだけど、例えば寺社の管理体制のために貴重な国の財産が棄損する恐れあり、なんて事ならやむなしかと。
お寺を維持管理するには、物凄いお金が掛かります。
家のリフォームなんか比じゃない桁違いの金額です。
建て替えとかなると、10億単位の金額です。
お寺の話題になると、坊主丸儲けとか税金払ってないとか、全然分かってないコメントが乱立しますが、お寺も全て非課税では有りません。
営利事業には当然課税されてます。
檀家が居ないお寺は、信者さんが居ないとは限りません。
私がお世話になってる高野山の塔頭寺院は、檀家さんが居ません。
しかし、昔から大名家が菩提寺としており、今でも大名家の末裔の方々が来られます。
一般の方々も、御位牌を位牌堂に納めてる方々がいらっしゃいます。
御供養料や、そういった御布施で建物の維持管理をされてます。
また宿坊経営という課税営利事業でも、維持管理費用を捻出されてます。
文化財の指定なんてありがた迷惑以外の何物でもないと思う。修理費、維持費を全額国が負担するというのなら分からないでもないけど、せいぜい半額だろう。そのくせ口は全部出す。何から何まで指定通りの対応となる。当然修理費は高額に成る。例えば、建物の瓦などは基本消耗品だ。古くなった瓦は、雨がしみ込んで漏れをおこす。だから修理するときは、交換するのが正しい方法なのだが、わざわざ古い瓦を使うよう指示されたりする。そんなことするとそう遠くない将来また修理が必要になる。それでも、そうするのが文化を守る事のように云われる。おかしいだろう。
昔、香川県の丸亀市に在住していた頃、ある古民家のご主人が、生活している家が、市の文化財に指定されたが、特別援助してくれる訳もなく、改築もままならず、難儀しているとこぼしていました。国宝と言えば国の財産。それに指定されれば名誉な事。しかし、指定のされっぱなしで、改築、修繕、もままならず、国宝指定辞退したくなるでしょうね。国、自治体は文化財の指定をする以上、所有者、に対して充分な手当をするべきです。当たり前でしょ。
宗教法人は非課税なのだから本来は丸儲けなはず。
坊主丸儲けの寺もあれば、本当に存続が厳しい寺院もあるはず。
そこを明らかにするにはきちんと課税し、儲かっているところから徴収し、このように修繕費用が必要な場所には税収から補助金を出し、平等なシステムにすべきだと思う。
お寺さんは寺の老朽化と檀家の減少や後継者不足がかなり深刻のようです。小さいお寺は修繕する資金の調達は檀家が頼り。葬儀での収入もコロナ禍を境に家族葬が多くなり以前のような大きな葬儀が激減しているそうです。子供の後継者がいれば存続できる可能性があるが、いなければ近隣の同宗派の寺との統合や代理住職での対応が必要になってくる。国宝や重文があれば維持管理にも多額の資金が必要になります。宗教法人は非課税だと誤った認識をしていましたが、寺から給料としての所得があれば課税されます。俗にいうお布施と呼ばれる部分も減少しており維持管理費用の捻出はかなり厳しいでしょう。「坊主丸儲け」の時代ではなくなってます。
なぜ、個人が所有し続ける必要があるのでしょうか?「手放したくない」という住職らの気持ちもわからないではないが、修復の1割負担が難しいなら、間違いなく文化庁が買い取ってくれるのであるし、それでいいのでは?
どのみち修復費用の9割は税金、補助金なのだから。国の宝くらいは税金で守っていけばいいでしょう。
屋根の修理に4億円もかかるとはすごい話です。建物全体だと一体いくらになるのでしょう。古いお寺を見ると見事なものですが、これでは確かにお寺は観光収入がないとやっていけないでしょうね。納得しました。
この件とは少し異なるが、樹齢が長い木にも色々とある。自治体が払う額は小学生のお小遣い程度で維持しろと無茶振り(周りに迷惑掛けないように選定諸々維持費はかかる)。本当に保護したいならちゃんと考えて欲しい。
デービットアトキンソンが社長となった小西美術工藝社は寺院仏閣の修復で儲かりビジネスとして成長させてきた。表向きは国宝修復の危機的状況を叫びうまくビジネスにつなげてきたが、実態は日光東照宮のずさんな出来栄えが全てを物語っている。口の上手い外人経営者が修復職人の繋がりを壊し一人勝ちしようとしている事に気付いてほしい。
「檀家」という仕組み自体がもう死に体と思う。
ただでさえ少子高齢化で人口減少の傾向が続くことが約束されている上、年齢層が若ければ若いほど宗教的な慣習に無関心になる。
供養の仕方自体も多様に変化していて「戒名なんか高いから付けないよ」という例も少なくない。「死んでまで金かけてくれなくていいよ」という故人の生前の思いを汲んで、直送や家族葬でこじんまりやるところも少なくない。
月命日に家に坊さんが来て、お経をあげてもらう…なんて光景もほとんど見なくなった気がする。
祖母が生きていた時は、毎月、祖父の月命日には近所のお寺からお坊さんが来て、お経をあげてもらってた。
けど、祖母も亡くなった今、それももう無くなった。
自分も母も宗教には無関心だし、わざわざ月一で来てもらって、その度にお布施を渡すのは、はんかくさいと思っているので早々に祖母が檀家になっていた寺には断りを入れたよね。
維持管理のためにこれまでどの様な計画・活動してきたのか。これまでの財務資料を詳らかに公表せずに今になって困ってますなんて、経営という観点では非常に残念な状況ですね。
例えば、これまでの責任者が私腹を肥やしていたのであれば、同情もできないですけどね。
自ら管理できないなら国立博物館などに管理を売却または移譲したほうが良いのではないか。
売却できる品があって
負担する費用を賄うことができたのはまだ幸運だったのかもしれない。
国宝も重要文化財も
興味がなければガラクタ同然
所有欲を満たしても
管理者の品格を上げても
それだけで生活はできない。
だからといって指定の解除を申し出ても
文化的な死につながる。
生活に直結しない分野に気を配ることができなくなったのは
民度が落ちたのか
貧困が増えたからなのか
それでもお寺は墓地を持ってるから細々でもやっていけるのでは。問題は地方の小さな神社。半世紀以上前の日本の林業が豊かだった頃、農山村に日本の人口の半分以上がいたらしい。その頃までは神社は村のコミュニティの中心だったから、社務所で村の集会や祭りの打ち合わせとかしてた。だけど皆、都会に出ていっちゃって経営が厳しいらしい。神職やってる親戚が言ってた。
国宝があるようなお寺でしたら、国に全部を譲渡したらいいです。普通の寺で檀家に浄財などの名目で先祖の弔いを盾に度々、檀家を(言葉は悪いですが)食い物にしている寺が多いです。人が亡くなった場合の埋葬許可が寺がださなければならない現行制度?おかげで多額の法名代を払わないと埋葬できない、死者を人生最後に人質にしたような駆け引きをする寺(自分の菩提寺がそうでした)があります。
伝統があっても、国宝や重文があっても、檀家がおらず日常的な定期収入がなければ、寺なんて維持できるわけがないね。
たぶんこの寺は布教・勧誘活動とかしてないだろうし、檀家も増えるはずなく、収入も増えないだろうし、もう継続が無理なんだろう。
布教・勧誘活動をしないと継続は無理なんですよね…
うちの実家も宗教施設ですけど、熱心な布教で今時珍しく信者が増加中です。
この記事にある常楽寺様、弥勒寺様。
檀家も無く手弁当で寺を仏様を守り立派なことと存じます。
通常檀家が300件以上ないと寺は維持できないと申します。宗派も寺のランクにより(収入)徴収する宗費(上納金)が増減しますが、都心の収入が多いい寺からの一部を収入が低いが守るべき価値ある宗教具への補助に回す。
或は檀家寺なく葬儀を寺院に依頼したい個人は、檀家収入はなくとも宗教心厚いこれらの住職に葬儀の導師を依頼し少しでも収入に資すればと拝察します。
どうか大事な御本尊、伽藍をこれからも守って下さることを衷心より念じ上げます。
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