渡り鳥が地球温暖化に適応できず、留鳥との「血の抗争」が始まった!敵を殺し脳を食べる行動も
出典:https://www.torinozukan.net/shijyukara.php
渡り鳥が温暖化に適応できず、留鳥との間で不幸な争いが起きている
地球温暖化の影響で留鳥のシジュウカラと渡り鳥のマダラヒタキが鉢合わせる機会が増え、両者の「抗争」が激化している。研究者らは過去10年分の繁殖データを分析した結果、シジュウカラの巣で殺されるマダラヒタキの個体数が増加したことを発見した。シジュウカラはマダラヒタキの頭を突いてとどめを刺した後、その脳を食べた形跡があった。
シジュウカラは1年中ほぼ同じ地域にとどまる鳥で、ヨーロッパ全域に生息する。繁殖期は短く、通常は3~4月頃に産卵が始まる。一方のマダラヒタキは渡り鳥で、西アフリカで越冬後、オランダに渡って春の繁殖期を過ごす。
繁殖期が重なれば、餌や巣穴の奪い合いになる。小柄で動きの速いマダラヒタキはシジュウカラの巣を奪い取ろうとする。マダラヒタキは、巣作りに励むシジュウカラの周りを飛び回って追い払うことはできる。だが巣に入ろうとすれば、体が大きく強いシジュウカラに殺され、脳を食べられてしまう。
■脳を食べれば一石二鳥?
脳を食べる行動を発見したのは、英エディンバラ大学のジェルマー・サンプロニアスだ。2007年のことだ。「われわれが設置した巣箱を開けるとマダラヒタキが死んでいた。持ち帰って解剖・検査したら、後頭部の骨が砕かれ、脳が食べられていた」と、彼は本誌に語った。
「過去に他の研究者も同様の行動を報告している。シジュウカラは時々小さめのコウモリを食べたり、冬に自分より小柄な鳥を食べたりすることが知られている。シジュウカラが脳を食べるのは、それが敵を殺す一番簡単な方法で、栄養補給にもなるからかもしれない」
カレント・バイオロジー誌に発表した論文で、サンプロニアスと同僚の研究者らは、シジュウカラとマダラヒタキの繁殖地で集めた10年分に相当するデータを分析した結果、一定の条件下でマダラヒタキの大量死が起きていたことを突き止めた。シジュウカラがマダラヒタキの雄の9%を殺した年も何度かあった。
「殺されたマダラヒタキの個体数には、年によって大きなばらつきが見られる」とサンプロニアスは言う。「直線的に増えているのではなく、(暖冬の後で)シジュウカラの生息密度が増えた地域や年に限って、殺されるマダラヒタキの数が増えていた。マダラヒタキの渡りの時期がシジュウカラの繁殖期と重なった年(通常は気温の低い春)は、さらに被害がひどかった」
争いが激化した一因は餌の奪い合いだ。シジュウカラもマダラヒタキも、蝶や蛾などの幼虫を主食にする。「(温暖化で)気温が上がると幼虫の発生ピークも大幅に早まる」とサンプロニアスは言う。
「シジュウカラは一カ所にいるので餌のピークの変化にも対応できるが、マダラヒタキは長距離を飛んでくるため、到着したときにある餌がすべてだ」
「マダラヒタキが温暖化に適応する唯一の方法は、餌のピークに合わせて毎年早めに渡ることだ」
最も争いが激しくなるのは、例年より寒い春だ。シジュウカラは遅れて巣作りするのに、マダラヒタキは早く渡ってくる。そうなれば、両者の遭遇機会が増えて争いが起きる。
サンプロニアスによれば、もしこのまま温暖化が続けば、越冬できるシジュウカラが増えるため種全体の生息数も増える。つまり、より多くの繁殖地が必要になってくる。
現時点で争いの増加は種の生息数に影響するほどではないが、将来的には「異種間の競争がより激しくなるかもしれない」と研究者たちは結んでいる。
参照元:ヤフーニュース
地球温暖化で鳥類「血の抗争」が始まった──敵を殺し脳を食べる行動も
参照元URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190111-00010004-newsweek-int&p=1
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いつも応援有難うございます!
死亡して動かなくなっても暫くは攻撃し続けるだろうし
そうしているうちに頭蓋骨が壊れて脳が露出しちゃうんだろうね。
後は柔らかく脂肪分を豊富に含んだ脳を美味しく感じてそのまま食べるんだと思う。
してるの見かけるが?
(どっちかの巣を襲って雛の頭つついて食べてる?)
大抵?カラスが「とりあえず嫌がらせしとくかw」みたいな感じで集団で喧嘩をふっかけていると思う。
生存競争でどっちが悪いっていうのはないんだけど
カラスにウ○コ落されたことあるからおいらはトビを応援するよ(´・ω・`)
鳥は攻撃する時に、よく相手の目を狙う。一般的に体の小さい彼らにとって、目は最も効果のあるポイント。
テレビなどで鳥を抱いて、顔に近づけている映像を見ると怖くなる。
…
適応出来ないと死をもって危険を知る。
そのうちに適用できる個体が増えてくる。
種の絶滅を防げる。
すごいなぁと思う。
でもよく考えたら庭の餌台に牛脂など定番で普段木の実をよく食べているカラ類も集まるので自然界では普通なことなのかもしれませんね
脳を食ったのは初耳ですが、他の鳥を殺した事自体は驚くには値しないでしょう。
恐竜が鳥に進化して姿を消すまで、恐竜の時代は1億6千万年間繁栄が続いていたのです。
現在でも鳥類の総数は推定3千億羽、対して人類は最低でも70億人はいるでしょう。
そうした人類の伸張で7千億羽は数を減らしたかも知れない鳥類は、それでも凄い数、分布でやはり勝ち組生物の一つと言えるかも知れません。
恐竜と鳥類は2億3千万年の間、灼熱期も氷河期も、高酸素期も低酸素期も、その姿を変えながらも繁栄してきたのです。
まあ早い話、温暖化もあんまり関係ありません。
鳥に取っての最大の敵は人類文明ということです。
むしろ恐竜1億6千万年の大繁栄(最盛期の総数は分かりませんが少なくとも今の鳥の十倍以上は生息していたことでしょう)は、温暖化が齎したものでしょう。
大気中CO2濃度は現在の20倍以上、平均気温は10℃以上高かったようです。
このうちどの程度が人類活動による影響なのかはわからない。
ただ、更に過去数千年数万年と遡って調べると、人類活動の
影響とは無関係に百年単位で世界の平均気温がプラスマイナス1度
程度の変動を繰り返している。
その点も理解して、この手の記事では事実だけを冷静に
見つめて、あまり温暖化という言葉に踊らされて不安に
思ったりする必要はない。自然界で綿々と続く生存競争が
あるというだけ。
知り合いが紀州犬飼っているけど、肉は絶対に与えないと言ってた
見かけは可愛いけど勇猛な猟犬、肉の味を覚えさせて万が一の事が有ったら取り返しがつかないと
まぁでも違う種類の鳥って、人間に置き換えると人とサルくらいには違う生き物だしね、生存競争で敵対することがあったら殺し合いするのは判る。殺すのが目的というよりは巣穴がかち合って闘いに及んだのかな…。日本のシジュウカラはスズメに巣を追い出されたりしてるけど、まさかスズメはシジュウカラ殺さないと思うし(希望的観測)。
結果的に脳は頭狙った副産物だろうけど、そりゃ栄養あるなら食べるよね。ヒナも居る時期ならなおさら。で、味を占めてしまったら繰り返す個体もいるだろうなとは思う。自然で生きぬくってのは本当に大変なことだから。でも、これはなかなか興味深い。
これはヨーロッパの話みたいだけど、そう遠くない将来、日本の鳥たちにも起こりうるのではないかな。
呑気に100万円ばらまくより地球温暖化対策に使う方がいいんじゃないかな?
今はいいけど5年後には結構農作物にも被害が出て食べる物に困ることになりそう。
毎年自然災害か起きてその度に復興支援して、でも全ての人が元どおり暮らせる訳でもないし。
絶対地球はやばいと思う。
鳥の問題だけじゃないぞ、コレ
具体的かつ有効な使い道でなければ温暖化対策と銘打っても単なる金のばらまきと変わらない。
温暖化に託つけた貧乏人の嫉妬でした。
地球温暖化解決するのに。
つか、かなり人間のせいだし。
何か脅威が静かに近づいているようで
インコ買ってる手間同情してリンゴを木に刺してお裾分け
してるんだが、最近シジュウカラも来てるんだよな。
狙ってるんかな?
鳥獣保護法があるから近寄らないようにはしているが、
俺がインコを肩に乗せてるせいか逃げないんだよな。
特にメジロ。ちょっと警戒心もって貰いたいから考えねば。
たまたま見つけた話を大げさにされてたりして。地球温暖化系の環境問題の話は誰情報かきちんとしないと。
ヨーロッパって何?
シジュウカラ科の別の鳥のこと?
セキセイインコやショップにいる
小鳥も頭を執拗に攻撃し、殺したりします。
見た目も残酷、なぜ頭なのかは解らない。
今まで全く知らんかった
ダチョウみたいなのが犬とか襲ってたら
なかなかきっついやろな
……というか、温暖化なんだ。寒冷化かと思った。温暖化違うと周りは言うから
最終的には人間が責任を取らなければならないときがくるだろう。そうなればまた違う生命体が生まれ、また廻っていく。
絶滅危惧種をどーのこーの言ってる場合じゃないかもね。
まず人間を守ったほうがw
野生動物の自然な行動でしょ?
温暖化に対して人類びびりすぎw
その内、地震も温暖化が影響していると言い出しそうだね。
温暖化対策による利権が如何に莫大かを知るべきです。
「脳みそをくれー」
人間界でも同じ事
鳥が。敵を殺し脳を食べる?
まさか、名前は?
韓国文鳥、脳タリン鳥!
「ああ こいつらの次はもう用意してある・・・」
イルカ「え、わしら!?」
カラス「違うよ! ぼくたちだよ!」
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