地震発生せず発生の「前兆なき津波」のリスク!徳島・海陽町沖に大規模な海底地滑り跡
出典:https://www.trendswatcher.net/211118/science/
海陽町沖に、地震が発生せず津波を引き起こした可能性のある海底地滑りの大規模な痕跡があることが、徳島大大学院の馬場俊孝教授(津波防災学)の調査で分かった。馬場教授によると、痕跡は南海トラフ沿いに無数にあるが、大陸に近い地点で大規模なものが見つかるのは珍しい。県内にも「前兆なき津波」のリスクがあることを示している。
痕跡があるのは海陽町の南東約20キロ沖合の水深600~800メートル地点。幅6キロの斜面の4カ所で200~300メートル崩落している。いずれも発生時期は分かっていない。原因も不明だが、周辺が揺れて崩れた可能性が高いという。
馬場教授は神戸大と連携し2017年夏、学術研究船を使った調査を開始。船底に設置した発信器で音波調査を3回行い、海底の地形や崩落範囲などを特定した。今後は崩落した土砂を採集したり、崩落箇所の地質を調べたりして発生時期や原因の解明を目指す。
海底地滑りによる津波は、海底斜面上の堆積物が急激に滑り落ちた際に海水が上下に動いて引き起こされる。地震による津波と違って被害は局所的だが、地震波を観測しないため、前兆を把握するのが難しい。
馬場教授によると、崩落が起きた場合、県南部沿岸には高さ10メートルほどの津波が10分程度で到達する恐れがある。昨年12月22日にはインドネシアで火山噴火に伴う海底地滑りが原因とされる津波が発生し、多数の死傷者が出た。
過去の南海地震を記録した古文書「震潮記」によると、県内では1512年に海陽町宍喰地区周辺で地震がないまま津波が発生し、3700人余りが亡くなったとの記録があるが、海底地滑りとの因果関係は不明だ。
馬場教授は「県南部には国の観測網があるものの、海底地滑りによる津波は予測が難しく、小さな地震がきっかけで地滑りが発生する恐れもある。津波警報が出た場合、少なくとも解除されるまでは警戒してほしい」と話している。
参照元:ヤフーニュース
地震発生せず津波の可能性 徳島・海陽沖に海底地滑り跡 徳島大大学院調査
参照元URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-03150030-tokushimav-l36
スポンサードリンク
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
いつも応援有難うございます!
南海大地震で、これが連動されたら被害も更に拡大化する可能性も否定は出来ない。
怖い話しが現実化されてますね。
今は南海トラフ地震が危険視されてるから四国沖を調べて、その結果海底地滑りの跡が見つかっただけの話であって
火山の噴火や岩盤の隆起によって島が出来たと考えると可能性だけで考えれば普通にあり得そう。
でも言われた地方の若い人はもう住む気が無くなりますよね。「将来不安な田舎」なんて。土地の方も下がるだけ。買うわけない
同じ不安なら「将来不安な都会」の方が価値がある。
地価は安いが、海の綺麗な田舎をバカにしてますか?
もっとも、世界の原発に比べて安全基準で劣っている点は、
・欧州では過酷事故に備え格納容器を守るための二重防護壁とフィルターベントが標準設備されているが、日本ではフィルターベントが一部で設置されただけである。
・アメリカでは原発立地に際しては、1箇所に3基までと規制されている。
・溶け落ちた燃料を閉じ込めるコアキャッチャーは中国の原発さえ設置されているのに日本では設置されていない。
・アメリカでは住民避難計画も安全基準の対象となっており、実際ニューヨーク州のショーラム原発は避難計画が不適ということで営業不許可とされ廃炉となっている。
・欧米では原発テロ防止のため、原発作業員の身元確認を国が主導して行っている。
などいくらでも挙げられるのですが。
勘違いしているよ。
日本が世界一なのは規制する放射線許容値が世界一厳しいというだけ。原発設備が世界一なのではない。つまり、平時は大したことない放射能でも基準超えたと大騒ぎするが、発生の抑止には結びついていないということ。
放射線管理値を厳しく(低い値に)しているだけなことを、世界一安全な(優れた)設備とすり替えている。
管理値をいくら厳しくしても設備そのものの安全性が上がるわけではない。
経済に例えるなら
売り上げ目標を高くしたからといって
売り上げが高くなるわけではないのとおなじ。
目標がに高いことを
売り上げが高いこととすり替えているみたいなもの。
ナンセンスでしょう^^
むしろ管理値が厳しいから
小さなことも隠すようになる。
これが世界一厳しい基準の実態。
住民避難計画・・ 日本じゃ無理でしょうね。
観測できてから津波到達までの時間は分からないが、1分でも早く警報が出せる事ができれば、助かる人も増えると思う。
備えあれば憂いなし。
高い防波堤やテトラ導入等のコンクリート以外の方法で対応して欲しい。
自然を守りながらの対策をお願いしたい。
対策の立てようが無い
油断や忘れた頃にやって来る。
海陽町に住むのは危険なの? さっさと立ち退かせたほうが良いの? 逃げる方法はあるの?
問題はそこじゃないかな。
地震の時は、海底が「跳ね上がる」から津波が起きるんだよ…
山体崩壊での津波は、聞いたことはあった。「島原大変、佐賀迷惑」は有名。
いろんな記録が役に立つなぁ
この記事の画像ほど鮮明じゃないけど。
他の場所も、GoogleMapである程度探せるかも。
先のインドネシアの場合は火山が崩れて海に大量に流れ込んだから
海が盛り上がる?というか嵩増しになるってのは理解しやすいんだけど、海の底が移動したところで、隆起したわけじゃないから海面が
上昇したりするのでしょうか?
地すべりで海岸に土砂が流れこみ対岸に津波ならわかるけど
海底で地滑りが起きてそんなに高い津波が発生するだろうか。
水の抵抗ってものがあるし。
容積も追加ではなく移動だけだし。
水に石を落としたのと水の中に積み上げた石が転んでも水面にそんなに影響があるとも思えない。
得意の「可能性がある」でしょうかね。
分析したのなら、どれぐらいの津波が発生したのか分析すればいいのに。
スパコン使わせてもらえないのか。
海底地すべりも同じことでは?海底は一面同じ高さではない。ある地点から一気に水深が深くなる場所は多い。そういう所の斜面が一気に崩れたら、津波が起こるだろう。土砂が滑り落ちる勢いで盛り上がった波は山側と谷側(Wみたいな)に分かれて両方向に向かうので、対岸だけの津波にはならない。谷側の波が向かった方向は引き波から始まるし、山側の波が向かった方向はいきなり大きな波が来ることになる。津波は必ず引き波から始まると思い込むのは危険です。
別に悪いことじゃないけど、対策(予知)ほうもよろしくです。
あと、可能性がある‥ではなく、実際この時にはどれぐらいの津波が発生したかは分析できないの? スパコンならすぐシミュレーションできそう。
海中は抵抗も大きいし、どうも根拠に乏しいな。 実例はないのかな。
太平洋沿岸で100万人犠牲になるんでしょ?
地震無し津波の研究は後に
そんなのもう無理ゲーだよ。
単純計算で千葉県内だけでも300万人以上が居住できなくなる
群馬県の南牧村がおすすめです。
気づけかないし夜も逃げれないじゃん
沿岸部の森の伐採とか川の護岸工事で漁場が無くなる事も多いから、
海にも何かしら影響出ると思う。
昔から漁師達はそういうのを経験で知っていて、
「魚付き林」って言って沿岸の森を保存したりしてる。
俺の手取りとか、消費税とかタバコ税とか、俺の小遣いとか。
南海地震から、この海底地すべりが起こる可能性大という事でしょう。
津波の大きさと津波の到達時間を再度算出する必要がある。
「IT・科学」カテゴリーの関連記事