「パーティー券」の収入ごまかす不心得な議員たち！許されざる行為

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出典：https://www.asahi.com/articles/ASLCY658JLCYUTIL040.html

　秋は国会議員の政治資金収支報告書の季節だ。今年も11月下旬に、昨年中の収支を記載した文書が新たに公開される。

その報告書をめぐって、いま自民党最大派閥・細田派で、ある騒動が浮上している。派閥のパーティー券の売り上げと、収支報告書に記載された金額が食い違う議員が複数出てきたのである。

問題になっているのは、昨年9月28日に東京プリンスホテルで行われた細田派の政治資金パーティーでの収入だ。同派の中堅議員が言う。

「当選回数が少ない議員には、たとえばパーティー券を30枚売る、といったノルマがあります。半券に番号が書かれていて、売った枚数を後から集計するのです。

事前に振り込まれた分は自動で記録されますが、ややこしいのは『手売り』の分。現金手渡しでの売り上げをパーティー後に派閥事務所に届けると、ノルマ超過分は現金で議員側に戻される。それを『派閥からの寄付』として収支報告書に記載するのが正しい手続きです」

ところが、この現金で戻ってきた「ノルマ超過分」を報告書に書かず、「使途不明金」としている議員らがいるという。

「使い道を記録せず、私的な旅費に使ってしまったという議員もいます。表沙汰になったらまずい」(前出・細田派中堅議員)

なぜこんな杜撰な処理がまかり通っているのか。別の細田派所属議員は「派閥の長である細田さんが、よく言うと太っ腹、悪く言うとどんぶり勘定でザルだから」と明かす。

「細田派では『ノルマを超えた分は書かなくてもいいよね』という空気があるのです。細田さん自身も、物入りのときに頼むと、事務所の金庫からポンと50万、100万円を渡してくれる。『もらったもん勝ちだ』とみんな思っているわけです」

昭和の自民党ならいざ知らず、今は収支報告書をネットで誰でも見られる。選挙目前で思わぬ火種が出てきた。

参照元：ヤフーニュース
総裁選のウラで「パーティー券」の収入を”ちょろまかす”議員たち…「バレたらまずい」
参照元URL：https://news.yahoo.co.jp/articles/7ddfea2db585de64684caefcbca3dbd7216e3070

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