「ここにいてはダメ」水害ハザードマップの表紙中央に浮かぶフレーズ!ゼロメートル地帯が広がる江東5区
出典:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_data/sumainews20200916/
近年、日本各地で増加している水害や土砂災害。被災者を出さないために行政も様々な取り組みを行っている。その一つが江東5区の試みだ。一方で専門家は一人ひとりの当事者意識も重要だという。AERA 2021年8月30日号の記事を紹介する。
行政も対策に乗り出している。
「ここにいてはダメです」
19年5月、東京都江戸川区が11年ぶりに改訂した「水害ハザードマップ」の表紙中央に浮かぶこのフレーズが反響を呼んだ。
江戸川区を含む墨田区・江東区・足立区・葛飾区は「江東5区」と呼ばれ、海面水位より低い「ゼロメートル地帯」が広がる。巨大河川の荒川や江戸川が流れ、人口約260万人のうち9割超の250万人が浸水想定区域に住んでいる。仮に荒川が決壊し排水が間に合わなくなると、江東5区のほとんどが水没し、電気水道などライフラインが使えなくなり2週間水が引かない。そこで江東5区では水害時には「広域避難」、つまり区外に避難するよう呼びかけた。
広域避難の狙いを、江戸川区防災危機管理課の本多吉成(よしなり)課長は、こう説明する。
「建物の高層階に逃げる垂直避難で区内にとどまった場合、トイレも水道も電気も使えない状況で2週間近く生活を続けるのは困難。不衛生なため感染症の心配もあります。しかも、内閣府の試算では自衛隊や消防などを総動員しても、救助できるのは1日2万人が限度。そうした点から、浸水の恐れのない安全な区外への避難を推奨しています」
ただ、250万人が一度に避難すれば大混雑や大渋滞が発生する。計画運休により鉄道がストップすることも考えられる。そこで江東5区では、大規模水害の危機が迫る3日前に情報を発表し、2日前には自主的広域避難を呼びかける。
「行政の役割の一つは、正しい情報の発信。その際、避難情報の空振りが問題になりますが、『空振り』ではなく『素振り』ととらえ、本番に備えた訓練だと考えてほしい」
と語るのは、東京大学大学院の片田敏孝特任教授(災害社会工学)だ。
江東5区の広域避難のアドバイザーも務める片田特任教授によれば、日本は「災害過保護」に陥っていると指摘する。
参照元:ヤフーニュース
「ここにいてはダメ」江東5区では区外に避難するよう呼びかけ 大切な人の命も守ってと専門家 〈AERA〉
参照元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/0bdd368261adb19cb5a868fb234230abb2522ae6
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これは、2018年8月22日、東京都の東部、荒川流域にある5つの区が公表した、「江東5区大規模水害ハザードマップ」洪水浸水想定区域図(浸水深)だ。
5区とは、江戸川、墨田、江東、足立、葛飾。地域内には海面より低い海抜の「ゼロメートル地帯」が広がる。これまでに経験がないような巨大台風が都心に上陸し、荒川と江戸川が同時に決壊した場合、5区総計約260万人の人口の9割以上、約250万人が浸水被害を受けると想定している。
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上記は2018年のJタウンネットの松葉さんという方の記事の書き出しです。
実際のマップを見ると、水が引くという点では荒川台東中央の3区も遅かったりします。
江東5区が特に被害範囲が広いというだけで、他地区も無害とは限らないので、皆さん気を付けましょう。
これから台風シーズンなので気をつけなければいけませんね。
一昨年の台風ではどの河川も満杯でギリギリでした。
うちは親や親戚一同が江東5区に昔から住んでいますが、電信柱の遥か上の方に、水害時はここ迄水が来ますと表記があります。
普通に歩いていると視界に入らないくらい上の方にです。
川の水面より低いところに住んでいるのです。
こに記事には考えさせられました。荒川の近くのマンションの高層階に住んでます。マップによれば,浸水する地域なんですが、高いところなのでさすがに水は来ないだろうと安心してたんです。でも区の広報紙だと1階部分が水没して水は2週間は引かないとありました。エレベータは使えないし、ガス、水道、トイレは使用不能。ライフラインは切断で深刻な事態に陥ることがわかり驚きました。
警報の出た時点で区外に避難しなければなりませんが、どこに非難すればいいのか、避難先への移動手段はどうするのか。行先は体育館などでしょうが多数の避難者を収容できるのか。わからないことばかりで戸惑っています。日頃から情報を収集して緊急時に備えるべきでしょう。
「かつて日本人は、自然は抗(あらが)えないものと考え、自然と共存し、災害時には皆で助け合い避難していました。」
これは事実ではありません。
日本人は古代から、激しい災害をもたらす自然を土木の力で作りかえ、住めない土地を住めるようにしてきたのです。
日本の歴史は自然との戦い、治水の歴史と言っても過言ではありません。
カスリーン台風で決壊した利根川にはその教訓を活かし強固な堤防や遊水池などを築いて、人々が安心して暮らせるようになっています。
2019年豪雨では、都心周辺の防災設備が機能し、大洪水を防いだのは記憶に新しいところです。
日本は常に防災のために土地をメンテ強化していかないと生きていけません。そして古来からそれをたゆまず努力してきたのが日本人です。
江東区の某ビルに勤務しています。
法的な位置づけから、ビル内で勤務する人たちの分だけでなく、近隣住民が避難することも想定した非常食や日用品が備蓄されています。
一応、敷地の周囲にはその旨を記載した看板が建てられています。
が。
駅や交差点など人通りが多く、目につくところにはありません。
近所のコンビニの店員に話をしたことがありますが「あのビルってそんな風に使えるの?何かあったら俺が行っても良いわけ?」と全く知らない様子でした。その店員は徒歩数分のところに20年以上住んでいますが全く知らなかったようです。
こういった民間との連携がうまく行っておらず、実際にことが起こった際に上手く機能しないであろうところはいくつもあるのでしょうね。
あらかじめ自治体が広域避難先となる施設の確保などを近隣県などと調整しておかないと避難先を含めて探して対処できる人は限られるね。
また、2日前に自主的広域避難を呼びかけるってあるけど、多くの人は直前まで避難しないまたは仕事などでできないだろうし、自動車を所有する人は車の水没は避けようとして車で移動するだろうから大渋滞、逃げ遅れて車とともに流されちゃうなんてことがおきそうだよ。
江東五区に住んでるけど、ぶっちゃけ荒川が氾濫するときは都内山手線内側も多くが水没してるはず。
昭和初期以前と違って赤羽岩淵から下流は家を立ち退かせて新しく作った人口の放水路だからね。
荒川が氾濫したら、という前提にはその事態の時に一体関東のどこが安全を保てているか?というのもセットにしないと。
例えば前回だと二子玉川など多摩川はダメだったし川越など中小河川も越水多発した。
それとなんだかんだ言って23区は人口も多いため災害時の復旧も最優先される。葛飾なんかは金町浄水場があるせいか3.11でもよそが計画停電でも一度も停電しなかった。
安全な地方に逃げられればいいけど荒川氾濫級の時に逃げられる範囲に安全な所はあるのだろうか?
ここ数年、毎年春秋は激甚災害前線が発生、台風も巨大化。いつどこで起きるかわからない。一気に250万人救助できない、その通りだが、まず可能な限り新しく住まない。
簡単にはできないだろうから、空振りでも早目避難しないと、ゼロメートル地帯という命にかかわる地区に住んでいるので。
昔から海より低い「ゼロメートル地帯」と言われ、行政は洪水対策に力を入れてきた区域ですが、近年あちこちでマンションが建設され即日完売。
地元の人が家の老朽化とかで引越すのもあるのだろうけど、区域外からの居住者も多い。
どんどん人口が増えて、全世帯分の避難先があるのか心配。
実際、一昨年の台風直撃の時は、自治体の呼び掛けで3階以上の知り合いの家に避難するか、いなければ、近くの学校体育館に避難するようアナウンスしてた。
2週間もライフラインが途絶えるとなると、垂直避難の選択はないことにこの記事を読んで気付きました。
とても良い記事だと思いました。
この5区に住んでいる方は、このようなときこのエリアから出てどこに向かうのかを日頃から考えておくべき。全ての人が臨機応変に対応できる訳ではない。
また、空振りではなく素振りという気持ちを持つことも大事だと思いました。
わたしこの5区以外の23区内ですが、自治体のハザードマップでは、200年に一度のレベルの水害が起きたら真っ赤になるエリアに住んでいる。この記事は他人事ではなく、居住エリアから出ることも考えて備えます。
考え方はとても理解できるし、共感できる。
では、どこに避難するのか。
友達の言え?親戚の家?職場?ホテル?
場合によっては2週間って、なかなか大変ですよね。
ひなんの対象が200万人超えてて?長期にわたってって。
せめて、西側の公的な施設を避難先として確保しとかないと。難しいですよね。
流行りの病の対策は、ここでは取り敢えずおいといて。
今後は、自然に抗わず、共存する道を模索せざるを得ないだろう。
戦後の日本は、自然を人間が対抗できるものとして扱ってきた。
山を崩し、谷を埋め、水辺では海や川を埋め、川には堤防、海には防波堤を作り、自然に抗う形で進めてきた。
しかし、人間の力を超えるのが自然という事を昨今の自然現象が教える。
戦前、水辺で暮らす人は家の屋根裏に船を備え、災害時には逃げられるようにして暮らしてきた。自然の猛威に対抗するのではなく、抗わずに生き延びる道を選び暮らしていた。
今、自然との向き合い方を、考える時がきているのではないか。
墨田区で生まれて30歳まで墨田区江東区江戸川区で育ちました。小学校中学校では浸水時の避難で高層団地マンションの友達の家に避難を教わった記憶が多数あります。
45年前に墨田区に住んでいた時戸建て自宅にゴムボートがあって子供ながら雨降るとゴムボート出して楽しんでいました。
いまは、大丈夫だけど昔は、酷かった。江戸川区の時は地盤沈下があり物を落として転がるのを遊んでいました。
大人になり現在は、高い土地で川が無いところに住んでます。
選手村も景色は綺麗だろうが災害時は危険だと思った。
購入した人もいるみたいだが、浸水免れる上階も停電したら大変だと思う。
あと液状化も心配だし、埋立地やハザードマップで確認してから土地は購入するのがいいよ。
江東区に住んでますが、前に台風直撃と荒川の大潮、満潮時が重なった時は流石に浸水するかと思った。この記事に書かれている事は現実味を帯びてくる話だから、他人事、自分は大丈夫って言う考えは捨ててすぐに避難しようと最近の思います。
ハザードマップを見ると、この地域に住むリスクは極めて高い。
これまでも、この地に住む人への警鐘は何度も行われています。
今後、この場所で不幸が起きないよう、引っ越すなり高さのある堅強な建物を建てるという対応を早急にすべき。
ことがおきて行政を非難するのは違います。
私は少し通勤時間が増えようが安全な地に住みます。
二年前の大型台風直撃の時も、紙一重だったらしい。河口流域を守る為、埼玉中部地区を水浸しにして難を逃れた。区から避難勧告が出たが、無視してマンションに居て問題なかったなどと言う人を知っているが、高を括る思考が死につながると思う。そしてこの類の人たちは他責の権化で、行政のせいにする。
この地域の大企業の高層ビルは自治体と提携していて、災害時の避難所として使用される。1Fのみだったりするが。セキュリティーの問題が有るとは言え、現実には対応していない。
毎年、台風の時期になると関心を引きやすいこのネタが出てきますね。荒川の足立区北部より下流は放水路として洪水対策で新たに作られたもので、中川、江戸川にも同じような放水路があります。さらに国自治体が洪水対策を危険箇所の修正も含め計画し進めています。絶対安心ではありませんが、余程のことでもないとレベルだと思います。
なんでもかんでも行政ではなく、まずは自分のことは自分でと考えることが大事。
なにかあったら、誰かがなんとかしてくれるなんて思わない方がよい。
水害だけでなく、首都直下地震が起きたら、低層木造密集地帯は火の海で孤立化してしまいます。悲惨な被害想定もされていて、地震被害は防ぎようはないけど、どうすれば被害を減らせるかの取り組みはたくさんあります。東京都が作った防災小冊子はよく出来てます(もちろん今の知事が作ったものではありません)。一人一人の行動がすごく大切なことは、このコロナ禍のそれと変わりません。
この辺に住んでる方は堤防の整備や春日部あたりの地下貯水槽のおかげで、下手な上流部より洪水のリスクは低いと考えてると思います。それは人口的な行政の力のかけようからいって正しいと思います。
ただし近年では想定を超えた災害が発生しており万一洪水が発生した場合のリスク考えるとやはり新規には住むべきでないエリアだろうね。
考え出したらキリがないけど、避けられるリスクは避けるべき。
現ここを出てどこで暮らせと言うのか。
命を守る為というけど、宿泊するのもお金が掛かるし簡単に言わないでほしい。
無責任すぎる。
住民税を払ってるんだから、ムダなところに使ってないで、災害対策に使い、安全に暮らせるようにして欲しい。
ここにいてはダメって言われても他県に親戚も居ないし、車もない。
電車が泊まったら移動手段もない。
それをダメって先に言われても無責任。
移動出来る方法提示するなりして欲しい。
そもそも江戸川区はパフォーマンスが過ぎる。
給付金、ワクチン、ホテル療養、医療、何故かスタートはメディアなどて先行しているかのような発信をして、結果ワースト。
子供も無茶苦茶多いのに、対策さえしてない。
原発の30キロ避難区域と考え方は同じと思った方がいいですね。記事にある通り垂直避難の救出は地上からは困難で屋上からも限界ありますから。
5mの海面上昇はまだまだ先なシナリオですけど、関東平野という平野部に住んでる意識は必要で、多摩地域や他県などの海抜が高い西への避難は考えた方がいいです。
土を盛るなり堤防を強化するなり出来る事をしてるの?
最悪他の自治体に逃げるとして、そこの備蓄品を使う気?
危険だと分かってるなら他の自治体に金なり備蓄品を預けてその地域の人達が納得して受け入れてくれる様に手配すべきだよね、、、
準備8割、この原則を忘れずに事前に行動を
川の蛇行具合見たら激流で直ぐ溢れそう。
もう少し直線に近い流れに改修できたらと思う。
でもこんな河川の近くに民家はだめでしょう。。。
居住区を見直さないと今後も災害に見舞われそう。。。
そのためには江戸川を渡る橋が足りない。
江戸川区は一生懸命活動しているみたいだが、対岸の市川市が乗り気で無いと聞きます。
別に江東5区だけの問題ではないと思いますけどね。多摩川なども危険な状態になりますよ。どこにいても油断は禁物。
江戸川区なら江戸川を挟んで国府台に逃げるしかないよな。
問題は避難するような事態になった時橋が渡れるかどうかだが。
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