廃業寸前まで追い込まれた手作り線香店!ツイッター投稿でV字回復
出典:https://www.shimane-bussan.or.jp/products/detail.php?product_id=4586
コロナ禍で大口取引がなくなり、一時は廃業寸前まで追い込まれた島根県安来(やすぎ)市の老舗手作り線香店が、ネット上で話題を呼んでいる。あるSNSへの投稿をきっかけとして、8月の売り上げは一気に7月の約30倍に。4代目店主の内田貴子さん(76)は反響の大きさに「えらいことになったわ」と驚きを隠せない。
同市広瀬町で創業100年を超える「内田線香店」。全国でも数少ない手作りの線香店は、母娘3人で製造から販売まで全ての工程を切り盛りしている。
島根県ふるさと伝統工芸品にもなっている「杉葉線香」は香料を使わず、火の付きが良く、折れにくいのが特徴。原料とする杉の葉の粉は福岡から取り寄せ、数時間かけて水やつなぎののり粉と練り合わせる。
線香作りは、気温や湿度の影響を受けやすく、カビや曲がりが生じて商品にならないことも少なくなく、繊細な作業だ。長年培った経験と職人技で作られる線香は、4代にわたり、地元住民らに愛されてきた。
だが、昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大で一変。取引をしている寺院の参拝者数の減少などが影響し、売り上げは一時ほぼゼロになり、注文の電話は鳴らなくなった。創業以来最大の危機に、内田さんは「もうダメだ。線香のように消えなきゃ」。続く「じり貧」に覚悟を決めていた。
ところが、8月初旬。事情を聞いた地元ケーブルテレビ・やすぎどじょっこテレビの関係者が、「何とかせんといけん」と思い、簡易投稿サイト「ツイッター」に線香の写真を添えて投稿。書き込みは瞬く間に拡散され、「応援したい」「新盆の父に買いたい」といったコメントとともに、20日時点で8万件を超える「いいね」が付いた。
近隣が主だった注文も、遠く秋田や神奈川から大阪、徳島まで全国各地に広がった。想像もしなかったSNSからの反応に、内田さんは「こんなに線香に関心がある人がいるなんて。でも、花火のように(注文が)一瞬で終わらないだろうか」と少し戸惑ったという。
参照元:ヤフーニュース
売り上げ「ほぼゼロ」から30倍に、手作り線香店「えらいことになったわ」
参照元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/f4991ca2b00c6e5398a557ed32dee7edacc75db7
珍しい無香料の手作り線香、製作現場を見学(島根県安来市・内田線香店)
スポンサードリンク
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ
いつも応援有難うございます!
全国に知られてないいい物ってたくさんあるんだよね
しかも細々と真面目に適正な価格で。
でも消滅寸前。
食品は久世福商会、旅館は星のやが頑張って救い上げてくれてる
今回のSNSみたいな事が増えると嬉しいです
良いものはどんどん世に広まっていくべき。特に日本の伝統的な職人が作る良いものに注目すべき。
最近は、勝手に好みを制定しいろんな薫りのお線香が売られています。本来は佛様にお供えやから古来よりの薫りのお供えがあるのだろうと思います。
そんなお線香やから、日本古来の杉や檜葉の薫りをしかも手作りでお供えできるのは嬉しいのです。
内田社長、真面目にやってきて良かったですね。
ヤフーは芸能ニュースばっかりじゃなくこういうのをもっと取り上げてほしい。大手は莫大な宣伝費をかけて10円の物を1000円で売るような事ばかりやってるが、正直者が馬鹿を見る世の中を変えて欲しい。
ごく当たり前に書いてるけど100年企業。
これって本当はすごいこと。
伝統技術は無くなったら中々復活できない。
たかが線香、されど線香。
頑張ってもらいたい。
実家もあと2年で100年を迎える老舗です
良きものだけを、と正直に頑張ってきました
ですがコロナ禍で、風前の灯です
どうか皆さん、正直に頑張っている地元のお店に今一度目を向けてあげてください
ネット販売やCMにかける資金も人手もないけれど
良きものがあります
そして、それはなくなったらもう戻らないものです
よろしくお願いします
茨城県の石岡市にも、昔ながらの水車を動力に100年前から杉線香を手作りしているところがあります。たしかつなぎも使わず古い杉だけを使って丁寧に練っていく時間のかかる製法でした。つい先日地元紙に紹介されていたので、コロナで大変だけど頑張ってるんだなあと嬉しくなりました。
日本の伝統工芸や産業は残していきたいよね。
むしろ海外からのを規制しまくって、日本の技術を守ってほしい。
古き良きものは絶対必要だと思う。
今の便利すぎる世の中は、、、
なんだかなー。と思うことが多い。
線香のように消えずに済んでよかったですね。
今は一時的な花火状態かもしれませんが、落ち着いた1年後くらいに購入します。
昔は何の関心も持たなかったけど歳を重ねるに連れて線香の香りで不思議と気持ちが落ち着いたりするようになった。
今はアロマとかお香を楽しむ人もいるし法事の時だけ盛り上がるものじゃなくてもいいと思うんだよなぁ。
トイレットペーパーですらフローラルの香りが並んでる横で白檀の香りのものを買ってる自分w
>内田さんは「注文が増えても、買ってくださる方々に良い巡り合わせがくるよう、丁寧に向き合っていきたい」と静かに喜んでいる。
内田さんの言葉に、心が洗われました。
これだけでも、福を分けてもらえた気分になれました。
ものつくる人の真心、沁みるなぁ。。
読んで良かった、ありがとうございました。
このような伝統ある商品に政府も助成金を当てて欲しいのに、飲食店ばかり目立ってしまい残念な気持ちの2021年になりそうです。
飲食店の方も真面目に営業されてる方もいらっしゃるのに不正受給やさらに欲しいなどのインタビューをメディアが取り上げるほど嫌な気分になる。
地元の心温まるお話が、全国の皆さんに知って頂くのは嬉しい限り。
個人的にも香料無く、スッキリとした杉葉の香りがほんのりする程度で気に入っています。
内田さんのような伝統ある技能のある企業は全国にまだまだ沢山あると思いますが、
日本人として絶やすことのないようこれからも目を向けて頂けると良いなと思います。
こういうところの物の方が、巷で安く売ってある物よりもずっと質も香りも良いです。
SNSの力は大きい。
けど日本人って、熱しやすく冷めやすいんですよね……とは言っても頑張って持続して、盛り返して欲しいです。
8月30日の山陰中央新報に「内田線香店」さんのもっと詳細な記事を読みました。
手作り作業の工程やら商品の詳細、内田さんのチャーミングで実直なお人柄や仕事への姿勢が素晴らしくて、長い記事でしたが一気に読んだことを覚えています!
今はフル稼働で納品も大変なようですが、ブームが落ち着いたら是非ふるさと納税の返礼品にしていただきたい!!てか素晴らしい手作業の価値のある伝統品なので、ご家族3人が廃業どころか今後も安心して生活するためにも値上げしたほうがいい!!
今は線香も百均で沢山売られていますけど、こういうものに多少お金をかけてでも良いものを買いたいって人は多いんじゃないかなと思います。
うちは一族郎党キリスト教徒なので私自身はお線香を使う習慣には馴染みが無いですが、理解している範囲ではお線香はお墓参りなどを除いて毎日大量に使うものではないですよね。だったらたまに買う線香が100円でも千円でも家計を圧迫するような違いではないし、亡くなった人に手向けるものだし、外国で作られた百均の大量生産品よりは国内で職人さんが魂込めて作る線香にしたいっていう人は絶対に多いはず。
こういった職人商品の潜在的市場はとても大きいと思います。頑張って欲しいですし、地方に散在しているこういう職人さんの商品が他にもあればメディアで紹介して欲しいですね。うちは線香は買えませんが、買えるものがあれば買いたいです。
お寺さんに伺ったのですが、最近のはやりの香りのお線香は、お経を読む時に息が苦しくなるそうです。
昔からのお線香が良いと仰ってました。
日本の伝統工芸、後継者不足などでどんどん衰退していきます。悲しいです。土佐漆器というのがあります。でも後継者がいません。漆工芸、すぐに職人になれるわけではありませんので、後継者を育てるのも大変です。政治家さんよ、地元の票のおかげで当選して何不自由ない生活してるんですよね?しかもツネニ上から目線で。国民のためにってのは選挙の時だけ。もっとしえんしてもいいのでは?
SNSに投稿すれば誰かしら拾ってくれるよ。
#拡散希望とその商品のタグ付け出来ればね。
こういう職人技は絶えないで欲しいね。
ただ、経営云々ではなく、細々とやってる人もいるからSNSに他人が投稿するのはその職人さん次第になるから注意が必要だけどね。
随分前におじいちゃんの作る方眼ノートっていうのも、Twitterきっかけで復活したね。
特許持ってるくらいいい品なのに販路開拓できなくて廃業寸前だったのを、お孫さんがTwitterで紹介したら一気に注文来て、後々確かコクヨと契約してなかったかな。
良いものも知られなければ消えてしまう。職人さんも消えたら技術も途切れてしまう。それはとても勿体無い。
SNSは上手く使えば良いツール。
職人は職人であって宣伝に関しては素人に近いのかもしれないでのね。
SNSは一瞬で拡散するけどバズりすぎても困るし、すぐ忘れられるから購入は続かないし。
でも知られないまま消えなくて良かったです。
田舎で15年ほど前に一子相伝の老舗和菓子屋が閉店しました。本当に伝統的なお店だったので惜しかった。
作るものは一級品でしたが売るための取り組みはしていなくて…店先の看板かたまにチラシくらい。
町内や里だけの評判では立ち行かなくなり買う側も歳をとるしコンビニは増えるしで傾いてしまいました。
すごく良い話だとは思うんだけど、本当に売り上げが「ほぼゼロ」だったのなら30倍にしてもえらいことなんだろうか?
「ほぼゼロ」と言う表現が曖昧過ぎるが、仮に一箱だったら825円、それを30倍しても24750円にしかならないのだけど。。。月の売り上げが24750円では30倍だって続けられるとは思えない。
なんか目を引く話にする為にわざと「ほぼゼロ」とか大袈裟な表現を使ったんだと思うけど、そう言うマスコミのいやらしさが折角の良い話をぶち壊している。
事実を伝える仕事が話題性の為に話を盛ったり曖昧だったり大袈裟な表現を使うから日本のマスコミはどこも信用できない。
この先10年30年60年と続いてほしいとは思うが、SNSで広まった購買意欲は購入する人達のマスターベーションみたいなもの。
殆どの人が話題になったその時にその一員になりたい心理なだけで、本当にその商品を心から気に入って使い続ける人というのは一部。
その一部が今後も存続可能なほど利益を与え続けてくれるきっかけになったかは恐らく別の話。
大抵の人は今回のタイミングで一回購入して終わり。
その一度の購入者にメールなどの広告を定期的に送り続ければ気まぐれで再購入する人もいるかもしれない。
どちるにせよ、SNSに限らず話題性で広まった購買意欲は、継続しないのが通常。
典型的な操られ型の思考をしてる人達だから、自由意志とはまた違う。
アテにできない。
継続購入する客のキープと、節目だけたまに買う層を常に集める方法を持たないと、元の木阿弥になると思う。
旅行あまりいかない人は、地方沢山良い物がキラキラと散らばってて驚くと思う
東京に居れば何でも揃うはちと言い過ぎだと思ってる
ネットで何でもっていうのも、良いものも沢山溢れているけど結局は、東京規格、物産展規格、ネット通販規格にされている、本物仕様を売るのが難しいが行きすぎてたり…値段が何倍にも膨れ上がってたり
数年前まで国内旅行大好きで、地元情報を頼りに観光とか食事とか個人の小さなお土産屋さんや地元スーパーや道の駅の網羅、とかやってたんだけど
都内に帰ってくると全ての形在る物が、人口甘味料とアミノ酸調味料で整えられた個性の無い物に見えるんだ…
美味くも不味くもない整えられた味気なさがる。因みに浅草に住んでる
だから半端なく良いものがあるのも知ってるけど…
どうも田舎の伝統的な形あるものや風習には敵わないと思う時が多い。
でも葛飾区立石の呑兵衛横丁は唯一無二の日本遺産だと思うw
本来こうしてコツコツと真面目に努力し、お客さんと真摯に付き合える企業こそ成功すべきだと思うのですが・・・
大もうけしている企業の多くは法律スレスレのグレーゾーンだったり、販売物も利益優先で宣伝に実物が追いついていない物も多い。
今は『いかに良いものを提供するか?』よりも『いかに上手く情報発信するか?』が優先されてしまっているのが悲しい。
お供えする物だから、丁寧に作ってくださったものだと安心ですね。花火のように‥との事ですが、そこまで高価な訳でもないですし、お仏壇があれば毎日供えますしお盆の時期にも毎年購入するものですから、一度購入して気に入った方がいたらそのままリピーターになると思います。いろんな香りのオシャレなお線香も売られていますが、わたしならこちらがいいな。
消費者側も安いけれど質の悪い(場合によっては健康や環境に害のある)中国産や、伝統を破壊するような商品ではなく、こういう商品を購入すべきだよね。
このままでは日本の伝統、そして技術、更には職人の方々が繋いできた日本の心まで消えてしまう。
知り合いの職人さんがどんなに良いものを作ってもニーズが無くなれば消える職業。
それは仕方がないけれど知られないまま消えるのは悲しいいからまずは知って貰えるようにする事が大切。
と言っていました。
周囲の人からすれば「当たり前にある物」も他の人達は知らない物が多くありますよね。
こういう少人数でコツコツと人の手で丁寧に作られている商品は、
twitterで拡散されると一気に注文が入ってしまい、
焦ってしまいますね。
お店にとって、これほど嬉しい悲鳴はないでしょうが、
まじめな方たちだと思うのでお身体も心配です。
数か月・数年待ちでも買ってくださるお客様であってほしいなと思います。
そして、こういったお店の商品がもっと知れ渡って、
危機を回避できれば良いなと願っております。
小さくても良い商品を作られるお店をみんなで守っていきたいですね。
政権とか宮家とかでモヤモヤしている中、
とっても良いニュースでした!
「経済」カテゴリーの関連記事