新宿「ガス停止」問題は全国どこででも起こり得る!「経年劣化」という大問題
出典:https://www.city.otsu.lg.jp/kigyo/about/gas/35666.html
「脱衣所に空きがないため、入浴の順番を待ってもらう人が多数出てしまいました。普段と比べて4倍以上の混雑ぶりです」(新宿区の銭湯・竹の湯の店主)
8月21日16時過ぎ、新宿区と文京区の約6500戸で突如としてガスの供給が停止される事態が発生した。3日が過ぎた24日でも約4700戸でガスは止まったまま。結局全面復旧は26日と、6日間にわたってお湯が使えなくなった人々が、近隣の銭湯に殺到した。
都市機能が麻痺する中、地域の飲食店も混乱に巻き込まれた。
「ガスが使えないので、仕方なく割り箸を燃料にして直火で焼き鳥を焼いています。復旧するまで通常営業を再開できず困り果てています」(近隣の焼き鳥店従業員)
実は、今回の騒動の真犯人は水道管だという見方が有力だ。
水道管を管理する東京都水道局は、該当区域の水道管は’76年に埋設されたものであり、腐食していた可能性が高いと説明する。また、21日の調査では実際に水道管からの漏水が確認された。
ガス管の上を通る水道管が破裂し、そこから漏水した水の圧力によって、ガス管が破損したと考えられるのだ。
東京ガスの広報が語る。
「ガス管の内部には約20万リットルの水と土砂が流入したとみられます。現在は約600人を動員し、24時間態勢で該当区域のガス管を掘り返して水と土砂を取り除く作業を必死で続けています」
近畿大学名誉教授で土木工学に詳しい米田昌弘氏が語る。
「耐震性もなく経年劣化したガス・水道管は多くの地域でそのまま使われているのが現状です。インフラの経年劣化が原因のトラブルは、’19年に福岡県で起きた道路陥没事故をはじめ多発しており、いまや全国どこで起きてもおかしくありません」
当たり前だと思っていたインフラが崩壊し、突然、まともな生活ができなくなる。日本中がやがてそうなってしまうのか。
参照元:ヤフーニュース
新宿「ガス停止」大混乱で明らかになった、日本のインフラ「経年劣化」という大問題
参照元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/2c6ad1b998ac5f1c54e2fd910fd18264ae71475e
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地下は地震の影響が少ない、と言われますが、地割れや液状化が起こる首都直下型地震では無傷ではないでしょうね。
大規模・多発的に大都市でインフラのダウンが起こった場合には、直接的被害だけではなく、犠牲者が増えるでしょう。
日本のインフラはバブル絶頂期に儲けられたもので採算は取れたと思う
これからは人口減少や景気低迷で採算を考慮すれば間違いなく急速な値上げに転じるはずガス水道電気通信全てが値上がれば生活も楽ではない
思いきってインフラ更新は
都心でも昼間にやれば
コスト下がるし更新速度上がると思うよ。
夜中に少しずつしかできないから
なかなか進まない。
それに文句があるなら、
もっと料金払え、となる。
本来、設備の定期的な更新やメンテナンスをするための費用を利用者から回収するものだが、電気やガス、水道などは特に値上げとなると弱者いじめという話が出てくる。
結果として目の前の弱者の目先の数百円を守るために、全体が弱者になる方向に進んでいる。
多くの人達が「あって当たり前」と思っているインフラとその従事者にお金をかけない世の中ですから当然予測出来ることなのに、
随分前に書き込んだ時も青ポチ優勢でしたからね。
「儲からないから」ではなく「食っていけないから」という理由で生活インフラに従事する人が減っていく末は
「ガスがなければ電気を使えばいいじゃない。」
というフランス革命以前のレベルに堕ちていくってことなんでしょうね。
インフラ以上に人の心の経年劣化が問題なんですよね。
水道管、ガス管は、25〜30年ほど前から樹脂管への置き換えが進められています。報道映像からもガス管が樹脂製に見えたので、なぜだろうと思っていましたが、水道管が原因と考えられているとは驚きました。
ガス管より危険度が低いのと、運営主体が違うので、別々のスケジュールで工事していたのでしょうね。一緒にやれば地面を掘り返す数が減らせるとは思いますが、難しいのかな。
水道管も、地面の下の土壌を流して空洞を作ってしまうので危険性はあります。メーター前なので把握しきれていない漏水箇所は結構あるかも知れませんね。
東京は特に、大都市圏の地下は穴だらけだから
災害が起きたら陥没だらけで歩けないだろうね。
それと、インフラ系は修繕まで考えて設置すべきだった。
一時期にまとめて設置したから、同時に交換時期がくる。
この機会に、放棄する所と修繕するところを分けた方がいいね。
東京都の小池知事などが街中の電柱を無くす(地中に埋める)と言う構想を持っているが
それだけでも巨額な費用と時間がかかる。
そこにもって出て来たのが「ガスの停止」と言う突然の事態。
老朽化したインフラの整備をし直すと、とても電柱撤去とは行きません!。
これこそ、国債を発行し大々的な公共事業を行って対処するべきです。我が国はこれから老朽化した公共インフラの整備、更新を迎える時期に来ているので公共事業を行っていかなければなりません。各家庭への際限ない値上げで対処するやり方は決してあってはなりません。
インフラの維持管理費用をカットしてるからね
特に水道はひどい
団塊世代が各組織を牛耳るようになって日本の未来を食いつぶした
日本では、富を得た側(既得権者)から賛同は得られないが。新たに都市機能を移転し、新設整備した方が水道、電気、ガス、通信などの社会インフラの再整備化を推し進めるより、コストからリスクなどの様々な軽減化が可能ではないだろうか…。
水道管、ガス管ともPE管がすごく優秀。
寿命が長く、地震等で少々地盤が動こうが液状化しようが、柔軟に追従して破損することはない。
そもそも造りっぱなしで、保守に目が向けられていないんですよ。造るよりも使うほうが時間もコストもかかる。それを考えもしなかったからこうなる。結果、人災です。
「ガス」で終わりではないと思います。
次は「電気」で、それから「水道」ですね~
日本の生活インフラは、作ったままで300年は何もしなくてもいい、というような考えで作られていますからね~
そして民営化の波ですから…
お金だけ集めたら、「採算が取れないので撤退します!」の一言で、
泣くに泣けなくなってきますよ!!
ニューヨークみたいにデカいトンネルを掘って
下水道を中心としてその中に電気、ガス、水道、電話、
光ケーブル等を敷設すれば交換も容易く出来る!
一々穴をほじくり返さなくて良い!
オリンピックでは地上の見える部分は立派にする。オリンピックで兆を超える費用は、インフラ整備に当てれば、、、と真っ先に思った。
インフラの老朽化に伴い、同様の事故が頻発する可能性があります。
これも災害の一つと考えて備えるしかないですね。
電気は配管ではないからまだよいが、ガスは配管を使いガスを供給している。電力はまだしも、ガスの自由化はやめた方がよかったと思います。
水道管、ガス管のメンテナンスは全国的に杜撰である事を庶民が知らない。
税金は何に使われてるのでしょうかね。
長期修繕計画のメンテナンスには殆ど使われてなく対処療法ばかり。
公共事業をセンセーショナルに悪として報道して削りまくった結果だね。
その時は必要ないと思っても、後から考えたら実は必要だったものは山ほどある。
メディアがたまたま取り上げ易い場所で起きた事故だけど、
水道管破裂とか数年前から日本各地起きてるし。
大規模なガス停止。
温暖化ガス削減に寄与しているから喜ばしいことでしょ?
ね、温暖化信者の方々。
菅さんなら自助が基本ですと答えるでしょう。各首相候補はどういう認識かぶつけて欲しい。
今の技術ならメンテナンスに手間のかからない物への更新も可能でしょう。ただし、それをすると点検や修繕の業者への発注が減るので、適度に壊れる物の選定が難しいのかな?
ガス管水道管の老朽化での対応は遅れています。
十数年前町内で一軒から出火し、消防署員や消防団員が消化活動を始めて直ぐに水道管が破裂し4、5軒の隣家に延焼焼失しました。
通常この手のインフラは二系統用意していて使用しながらも常に各箇所が更新されているものでしょう。
だから民営化したいんでしょ?
水道事業民営化の話しが出たのも経年劣化が進み、補修には時間と金がかかるから。
東京なんて、表向きは華やかだけど、水道管やガス管などのインフラ設備なんて、ボロボロの廃墟と変わらないと思います。
将来に必要だからプールしても、誰かが勝手に使い込むんだよね。年金問題みたいに。
景観重視でなんでも地中化しようとしてるけど、メンテナンスは大変だろうね
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